2014年01月15日

キャプテン・フィリップス

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『ボーン』シリーズのポール・グリーングラス監督が、トム・ハンクスを主演に迎え、
09年にソマリア海域で起きた人質事件を基に描く緊迫感あふれるサスペンス。である。

テレビのニュースで、ソマリアの海賊の脅威は何度となく事件になり
日本もまたその被害に遭っている。
社会の勉強にもなるし、見といたほうがいいかと、劇場へ走る。

さて、ソマリアの映画というと
リドリースコット監督の「ブラックホークダウン」が凄かった!
1993年に実際にソマリアでおこった壮烈な「モガディシュの戦闘」(米軍を中心とする多国籍軍とゲリラとの市街戦)を描いている。

このときの瓦礫の向こうから、雲霞の如く現れる、ソマリア人に
銃を乱射していたシーンは、もうゾンビ映画の演出になっていた
何人死のうが、あとからあとから現れる、黒い人影は
もう怪獣のように描いて居た印象がある。

で、こちらのキャプテンフィリップスは、
海賊に志願する貧しいソマリアの現状を描き
その中に、まだ少年もまじる…

このときの、ソマリアの人々を演じている人が
眼光鋭く、ガリガリに痩せていて、なんかもう凄い。
どうやって、こんな人集めてきたんだろう?

映画では巨大な貨物船を、たった4人の海賊が占拠してしまう…。
船長は「3万ドルやるから、そのまま帰れ」というが
海賊は「3万ドルでは足りない!」と怒り出す。

3万ドルは 日本円で 300万円程度なので
命がけで貨物船を襲うには確かにあわない。
10万ドルぐらいならどうだったんだろう?

それよりも、貨物船の縁に 金属製のはしごをかけられて、のこのこ海賊が登ってきたが
あそこは、狙撃できないのだろうか?とも思った。
揺れる船の上だが、船自体が捩れているわけではないので
船長が目視していた位置からなら、海賊を排除できただろうにと思ってしまう。

日本の船ならともかく、アメリカの船でなんで 最小限の武装もしていないのか
ちょっとよくわからない・・・なんで?

この映画は事実に基づいているので、ネタバレは基本無い。
この事件もテレビでも報道された事件なので
オチはどうなるかわかっている。

はっきしいって、海の上で アメリカ海軍に囲まれて
勝てるわけがない。

ほんとに、とっとと降参すればよかったのになあ…
こどものソマリア人が可哀想だった。

・・・あと、やっぱり アメリカ軍が守ったのは
マークス・アラバマ号の船長…ではく
アメリカの威信だったんだろうな

とも 思う…

助けられた船長の 医務室での荒っぽい扱われ方でも
それはにじみ出ている。
posted by はるきゲにあ at 14:11 | TrackBack(0) | 映画感想
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