2013年10月03日

エリジウム

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名作映画『第9地区』(2009年)のニール・ブロムカンプが脚本、監督を務めたこの作品。
そこそこ 期待して見に行った!

そこそこの出来だった!

ぶっちゃけ アカデミー賞にはノミネートはされないけど
見終わった後で、金返せ!というような感じではないものの

結局、映画見てから半年経過したら ストーリーの大半を えーっと?あれ、なんだっけ?と 
忘れてしまうぐらいの映画。

ゆわゆる、ポップコーンムービーという奴である。

以下ネタバレ

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2013年09月08日

キャプテンハーロック

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宇宙の海は俺の海!

夢は時間を裏切らない
時間は夢を裏切らない

遠く時の輪の接するところで
またお会いしましょうね。

てなわけで、キャプテンハーロックのCGアニメである。

なんだかんだと長いつきあいの
ハーロックがCGになるんだから
どんな作品になるのであれ
見ておかないいかんなあ、と
公開早々に劇場に足を運ぶ。

うん!メカとメカとのぶつかり合いのシーンは
すっげえ迫力だ!
黒煙に包まれたアルカディア号が、
どがががががががががががとなるシーンを
巨大スクリーンで見れるのは
至福っちゃあ 至福!

キャメロンが絶讃したと(広告で唄われてる)のも納得いく。
広告文句というのは案外信用出来ないものであるが…

荒牧伸志監督は、お話のどうこうよりも
メカメカしいメカなお話をこさえる
アニメの監督さんで、メカに対するこだわりはスゴイ人なのだが

逆に言うと、「メカにそれほど興味のない観客」であれば
その魅力は理解出来ないと言うことになる。

脚本は、福井晴敏 亡国のイージスやら ガンダムUCの原作をかいちゃったりしている人で
設定の緻密さや、メカメカの細かい設定やら、描写の丹念さや、人間の内面の真実を
どんどん突っ込んで作品を描きはる人である。

そして原作は 松本零士御大であらせられまつる!
もう、我々の世代ではカリスマで、松本ロマンの前には
昭和時代を生きたオタクひれ伏さざるを得ない
偉大なる大漫画家である。


以下 ネタバレ



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posted by はるきゲにあ at 19:38 | TrackBack(0) | 映画感想

モンスターズ・ユニバーシティ<日本語吹替版>

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モンスターズ・ユニバーシティ<日本語吹替版>
「ピクサーにハズレ無し!」に偽りなし。
多少の好き嫌いはあったにしろ
ピクサーの作品は、子供達に向けた「愛」が満ちあふれている。

それも綺麗事絵空事の愛情ではなく、時には厳しく、時には残酷に
いずれ大人になる子供達に、よい教訓を与えるように、そして映画を面白く
楽しいモノにしてあげようという愛情に充ち満ちている。

モンスターズ・ユニバーシティ<日本語吹替版>もまた、良い作品であった。

批評などする必要はない。ただ、見てくればいい。
老若男女誰もが楽しめる作品に仕上がっている。

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posted by はるきゲにあ at 15:44 | TrackBack(0) | 映画感想

2013年09月03日

マン・オブ・スティール

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おいらの大好きな映画「300」の監督 ザックシュナイダーこと ザっちゃんの作った、
スーパーマン映画である。

ザっちゃんはね、エンジェルウォーズなんて奇天烈な映画も作っちゃうぐらい
びんびんな監督なので

このスーパーマンも、従来のスーパーマンとは、違うものになるのは請け合いだ!

大きく3つ、スーパーマンじゃねえ!ってとこがある。

一つには、スーパーマンじゃねえこと!胸に{S}マークつけたスーツはなかなか登場しないし
スーパーマンって呼称も、なかなか出てこない。とくに初登場した青年カルえルの出で立ちは
どこのスパルタの戦士ですかっていうくらいのひげ面。
世界中の誰もがしってる、スーパーマンの映画じゃない!

二つ目は クラークケントじゃないこと!コレは映画を見ればわかるけど、物語の根幹になる
クラークケントとスーパーマンの二重生活が、ぜんぜん出てこない。これも面白い作り方だ。

三つ目は、ロイスが バカじゃねえ。 物語がシリアスに展開するので、ロイスが賢くなってしまってる。ロイスは バカであってほしいのだが、バカだとこの作品では浮いてしまう。

私は、ブライアンシンガー監督の「スーパーマン・リターンズ」も大好きな映画なのだが
あちらが、興業的に振るわなかったため、続編の制作が困難になっていたと聞いて
残念に思っていた。

今回の「マンオブスティール」こそ、続編は別に作らなくてもいい
作品作りになっていると思うけど
興業的にはヒットしているみたいだから
きっと、2作目の企画は持ち上がるんだろうな…。

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2013年08月28日

ワールドウォーZ

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ゾンビ映画である。 タイトルの「Z」は 多分 ZONBIの頭文字なんだろうなあ。
制作費が1億2500万ドルとごっつい!
ゾンビ映画は低予算で作るという定説を根底からひっくり返している。
ゾンビ映画では史上最高の制作費だ。

映画を見ると、これまたゾンビ映画にあるまじき、展開で移動しまくる。
大抵ゾンビ映画というのは、深夜、小屋に閉じ込められて、からゾンビが襲い掛かったり
スーパーマーケットに籠城したり、地下深くの研究所の中だったり
島のなか全部がゾンビだったりと
比較的閉鎖空間でのサバイバルになるのだが、

ワールドウォーZは、もう全世界駆け巡る駆け巡る。
もうジェームズボンドかインディジョーンズの如くである。

フィラデルフィアからニューヨークいって、
そっから韓国寄ってからエルサレム行って、とあっちゃこっちゃ駆け巡る
要するに全世界がくまなく、
ゾンビに汚染されており、
どこもかしこもゾンビだらけなんで始末に悪い。

しかもこのゾンビ 全力疾走する!
ゾンビになった途端 火事場のバカ力を発揮して
潜在能力のすべてを絞り出して生きている人間を襲い出す!

要するに、死んだらより強くなってしまうわけだ。
この調子で、がんがん生きている人間をかじる
かじられたら 10秒ぐらいでゾンビ化し
また人を襲い出す!

こんな設定のゾンビが、こないだの夏コミの混雑の中に
一人でもおったら、そらもう、東館から西館まで 30分ぐらいで全員ゾンビになって
エロ本を買いあさる事だろう!

あまり、見た目に変化が 無いかも知れない。
posted by はるきゲにあ at 23:55 | TrackBack(0) | 映画感想

2013年08月26日

宇宙戦艦ヤマト2199 第七章 そして艦は行く

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いよいよ、宇宙戦艦ヤマトが、イスカンダルに到着する!

以下 ネタバレ 続きを読む
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2013年08月25日

ガッチャマン

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どこかの映画評論家が、ガッチャマンを 
100点満点中 たった4点とこき下ろしていたらしいが

松坂桃李くんたちが頑張ってアクションしているのに
4点は非道い!

俺なら、5点だな!

しばらく、映画三昧を続けて
見る映画、見る映画、どれも面白くて
幸せの絶頂だった、おいらを

見事に、どつぼにたたき込んでくれた作品!

逆に楽しいわ!

以下ネタバレ!
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スター・トレック イントゥ・ダークネス

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スタートレック 映画の 12作目 というべきか
J・J・エイブラムス ST2作目というべきか
まあ どっちゃでもええ。

最初に映画館でスター・トレック イントゥ・ダークネスのチラシをみたときに
スタートレックで復讐に燃えてる男とコピーをみた瞬間に

以下ネタバレ

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ホワイトハウス.ダウン

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ローランドエメリッヒ監督作品である。
やたら大型制作費をつかって

大仕掛けな映画ばかりを作る監督で

2012年やら 紀元前一万年やら
マグロを食う大きなイグアナの出てくるハリウッド映画なんかを撮影する監督である。

インディペンデンスデイの時は、盛大にホワイトハウスを吹っ飛ばして
また今回も、ホワイトハウスを壊しまくる映画になっている。

ローランドエメリッヒにしては予算が少なく
シュワちゃんや、スタロンや、ウイルスミスもジャンレノも出ていない。

主人公のチャニング・テイタムも大統領のジェイミー・フォックスも
あまり知られていない役者さんだ。

シークレットサービスになりたかったけどなれなかった父親と
父はシークレットサービスなんだと思っちゃった娘と
黒人大統領。そこ乗り込んでくるテロリスト達!

あれこれ絡み合いながら物語は進んでゆく、面白い 面白い!

以下 ちょっとねたばれ 

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posted by はるきゲにあ at 13:38 | TrackBack(0) | 映画感想

風立ちぬ

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宮崎駿監督の最高傑作。
もののけ姫以降、なんかもう、毎回これが最後の作品だろうと、
言われ続けて、監督・脚本を どんどん生み出してきた。

風立ちぬも、もう評論するなど恐れ多い。
ただただ、魅入らせていただきました。

なんといっても映像の美しさ
物作りへの情熱…

飛行機という美しくも
宿命的に呪われた存在という定義

直接的には描かれないが
やがて戦争へと向かう時代の重苦しさ
そして、あのラストシーン。

もう見事というしかない。
奇跡のような映画になっている。

宮崎監督!まだいけます!
まだ作ってください!
よろしくお願いいたします。
posted by はるきゲにあ at 13:16 | TrackBack(0) | 映画感想

2013年04月30日

藁の楯

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「この男を殺して下さい。名前・清丸国秀。お礼として10億円お支払いします。」という
衝撃的な広告が全国の主要な新聞に一斉に掲載された。

ここから始まる、ストーリー。
話は実にシンプルに、少女を暴行殺人された、富豪の老人が、犯人に10億円の懸賞金をかけ
人間のクズ、清丸国秀を 殺害してくれ と教唆する。

10億円! 一般のサラリーマンが一生かけても稼ぎ出せない金額だ。
これで、いつどこで、誰が殺しに来るかわからない緊張状態を作る。

漫画家、きうちかずぎろさん(ビーバップハイスクール)が
木内一裕の漢字のペンネームで小説として書き下ろした原作を
三池崇史監督がメガホンをとった。

もともと、漫画のシナリオは、映像化しやすい体裁を保っている
その目的が、文章ではなく絵によるストーリー伝達であり、
より多くの読者視聴者に、わかりやすく見せることを目的としている。

したがって、この藁の楯の無駄を省いた展開は実に軽妙で
観客をアキさせない!

普通の映画なら、だらだらと心情を吐露するシーンも
バサバサ刈り取って次のシーンへ移行する。
この辺は漫画のコマ運びのようだ。

そして、人間のくず 清丸国秀を演じた 藤原竜也の演技力がすごい!
映画見ている最中に本気で、ぶっころしたくなってくる。
清丸国秀の最悪のクズっぷりで、このクズを、命がけで守らなければならない
SP 大沢たかお と松嶋菜々子の ヒリヒリした演技が
まじで火花を散らす。

警視庁捜査一課の2人と福岡の巡査部長のたった5人だけで
清丸の護送になってしまう展開や、この中に裏切り者がいるかもしれないという疑心暗鬼。
それぞれのキャラクターの背景にある家庭事情までもが絡んで

日本映画の枠を超えた
ど迫力なアクションシーンを交えて展開する。

これは、是非劇場で見て頂きたい一本である。
posted by はるきゲにあ at 10:56 | TrackBack(0) | 映画感想

2013年04月16日

クラウドアトラス

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トムハンクスまさかの一人6役!
話がややこしい ややこしい
6つの異なる時代を、並列に描写していく
シナリオ構成なので、
ボケーとみていると、頭がこんがらがってくる。

こういう映画は嫌いではない。
嫌いではないが興行収入的に
大丈夫かいな?と不安になってしまう。

100,000,000ドルも制作費かけて
アメリカでは回収出来なかった感じ。

アメリカ人はややこしいストーリーを嫌うので
興業的には苦しくなるだろうなあ…

しかも上映時間が3時間近くあるし
見応えはある。

しかし 見たい人は自己責任だなあ…
見始めて、「わけわかんない」って言う人も
多数いるだろう…

そういう意味では、インセプションに近いもんがあるかもね。
posted by はるきゲにあ at 21:23 | TrackBack(0) | 映画感想

2013年04月08日

ソフト化されない名作映画

世の中には、諸事情でソフト化されない作品がある。

最近リリースされた、黒部の太陽も 故石原裕次郎の意向により
長年ソフト化されなかった作品である。

この映画の存在は中学生の時に知り、いつかどこかで上映されたら見に行こうと
していたが、もう全然リバイバル公開されることなく時が流れ
少年青年中年時代を経てようやく見れることになった。

紛う事なき超大作だ…。しかし、もっと早く見たかった…。

もう一本、つい最近入手した幻の映画が
さだまさし主演の、翔べイカロスの翼である。

さだまさし演じる青年がサーカス団に入って奮闘する
実話に基づいた作品なのだ。
これは中学生の頃、テレビ放映でみて、
人を愉しませる為に文字通り命がけで挑むその姿に
ものすごく共感したのだ…。

独立プロの作品であったためこれも長年DVD化されなかったが
雄志の人達の尽力でソフト化されたらしい。

これで、私の見たかった映画を二本入手できた。

しかし まだ、 見たいのに見れない映画はあるのだ
その一本が…続きを読む
posted by はるきゲにあ at 18:32 | TrackBack(0) | 映画感想

2013年03月07日

ジャンゴ 繋がれざる者

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いやー!面白かった!面白かった!久々に 映画っぽい映画を見た!
タランティーノの兄貴、相変わらずのおもしろさです!

イングロリアルバスターズから、3年も待たされたんだから
面白いモノみせてくれないと許さないんだからね!

とおもってたら、とんでもなく面白いので満足ですぜ 兄貴!

もうサミLジャクソン!笑わせてくれるわ!あの演技!ここにきてついに志村けんに追いついたな!
ディカプリオ初の悪役とかいってるが
登場人物みんなそこそこ悪い奴ばっかりなので
べつに普通だし、

タラン兄貴の、台詞の応酬も見事!
映画の幕引きもドーンと派手にやってくれて
カタルシス一杯に
劇場を後にできました。

残酷描写?

タランティーノの映画でなに言ってるの?
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2013年03月06日

フライト

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酒飲むなー!続きを読む
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2013年02月26日

とある魔術の禁書目録 劇場版エンデュミオンの奇蹟−

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エンデュミオンの奇蹟

歌姫が宇宙空間で歌を唄い!
その奇跡で人類を救う!

えーっと…
おれは確か、とある魔術の禁書目録を見に来たんだよね?
緑色の髪の毛の犬みたいなねーちゃんが、歌唄って、宇宙を駆け巡る映画ちゃうよねえ

とおもったが
インデックスさんはちゃんと、全裸になってくれるし
急ごしらえのヒロインのねえちゃんも全裸になるし
あっちこっちで全裸になるので

まあ 細けえ事は気にしてはならない!
映画は娯楽である!愉しむのだ
女の子が全裸になっているのだから、すべてを甘受せよ!

たとえ高速道路のシーンで蜘蛛型のマシンが疾走しても
「あ、タOOマだ!」とか画面に突っ込んではいけない!

たとえ宇宙にそびえる衛星軌道エレベーターが出てきても
「おお!ガンダムOOのようだ!」(伏せ字になってない…)

たとえ柱をたたきつぶさないと大変なので云々
「これは聖闘士星矢の…!」とか言わない!

たとえ、ねーちんこと神崎香織様が、宇宙空間から…
あの人はもう、人間じゃねえ!!・・・これは言っても良いか…

まあ、兎に角愉しんだので
オイラはOKだ!

東映時代劇モノのオールスターのように
とある魔術のメンバーが
得意技を連発するシーンを
劇場で描くために、
作り出した設定だ。

多少無理があっても、文句はいわない!
posted by はるきゲにあ at 14:38 | TrackBack(0) | 映画感想

ゼロダークサーティ

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この映画に対しては、ネタバレはありえない。
みんなどんなオチになるか熟知している。

ビンラディンが何者か知らない程度のおつむの人が
この映画をみたら、ちんぷんかんぷんすかんぴーで
全く訳のわからない退屈な映画だろうなあ…と思う。

ほぼ全編台詞の応酬で話が進み
一個一個のシーンが比較的長く
サービス精神に則った画面づくりを あえて してない。

しかも 上映時間は長い。

キャスリンビグローの作品なのできちんと面白く作ってあるが
見る人を選ぶ映画であることは 間違いない。

最大の盛り上がりのシーンの
ビンラディンの隠れ家の襲撃シーンも
闇夜に行われたミッションを忠実に再現しているので
画面は暗く、暗視カメラの映像が多様される。
それが逆に臨場感を増して
闇の中にいる標的をねらううつシーンは気味が悪い。

忠実に再現といったが、軍事行動は秘密にしなければならない部分が結構多いはずなので
いろいろ現実とは違うんだろうなあと 思いつつも
アメリカの特殊部隊に襲撃されたら、生き残れる確率は低そうだなあとおもってしまう。

ぱん!と撃ったあと、倒れた人間の急所めがけてもう一発 パン!と射撃して
確実に絶命させるとこなんて、やめてーー!な気分である。

睡眠不足で見たにもかかわらず
居眠りせずに最後まで見れたよ。

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2013年02月08日

ライフオブパイ

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インドの少年が、マリアナ海溝の上で船が沈没して
ベンガルドラと海の上で221日間漂流する映画・・と聞いて

なんじゃそりゃ?と思ってしまったので

まあ、見るしかないか…と 映画館へ…
ここんとこ ほぼ毎日映画館に通っているな…

監督は アンリーである。

アンリーと言えば、グリーンディステニーやブロークンマウンテンでアカデミー賞を取っている
名監督なのだ!

が、オイラ的には、ちょっと趣味じゃない…
息をのむほどの美しい映像と、丹念に描かれた心理描写が
てんこもり過ぎて…

ちょっと眠くなる、だるくなるのが常なのである。

なんでこの監督がハルクを映画化したのかな?
というのが、今でも疑問だ。
あれだけ、迫力のないハルクも珍しかった。

で、このライフオブパイである。

当然見たいのは、漂流シーンなわけだが
漂流するまで、長い長い!
いつまで経過しても全然漂流しない。

パイ少年の小学校時代、如何にイジメから脱出したか
インド時代の、淡い初恋消えた日は…的な
人生回顧録が延々続く…

いい加減、船 沈没しろよ!
と 思い出した頃に
一気呵成に船が嵐に遭遇! そして漂流!

彼は大海原のライフボートでオランウータン、ハイエナ、シマウマ、ベンガルトラ
と 生き残り大作戦になるわけだ…

物語全体は、生き残ったパイ少年の回顧として語られるので
真偽のあやしい箇所があって、それがこの物語のアクセントになっている。
このあやしい部分が、シナリオに巧妙に組み込まれた技で
丁度、黒澤明の羅生門の、登場人物の証言がどれもこれも食い違っているというのに近い
気持ち悪さを残す。

少年が漂流し、生き残ったのは確かだが
果たして、虎は存在したのか?
もしかしたら、漂流中に死の淵で見た
幻想だったのか?

そのあたりの解釈で余韻を残す作品であった。

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posted by はるきゲにあ at 15:53 | TrackBack(0) | 映画感想

2013年02月07日

LOOPER/ルーパー

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未来から転送されてくる、標的を、こっちの世界に出現した瞬間
射殺するお仕事のLOOPER/ルーパー!

日本では、企画書が通らなそうな脚本を
さっさと映画化しちゃうのがアメリカなんだなあ…
こういう企画が通って予算ついちゃうのが
うらやましい…。

しかし、小規模なSF作品だろうなあと思って
見に行ったら!あらら、おもしれえ!

なんと言っても、脚本の組み方が、ハリウッド的じゃない…
なんというか、山本周五郎原作のSF作品みたいな
けったいな雰囲気をまとっている。

オイラはガンマニアではないが
SF映画なのに持っている銃が
トムとジェリーで出てくるようなラッパライフルとか
ガチャガチャ、ジャムる古いリボルバーだったり…

そんなかで、地味に手に汗握る展開が起きる。

30年後の未来から転送されてくる、「自分」がブルースウィルスになっていたら
それは、確かにやっかいだ。
なんといっても ダイハードなのだから、殺しようがない。
役者としてもギャラ的にもジョゼフ・ゴードン=レヴィット
より格上だ。

そしていろんな事情と、登場人物の切実な目的が絡み合いもつれ合い
おかあさんは、ひたすら大木の切り株を
切りつけている…

おいおい、このストーリーどこいくねん!
と思ってたら

怒濤のとんでもねえ展開に!

ネタバレなので、以降…続きを読む
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テッド(R15+)

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テッド(R15+)を見る。アメリカのコメディ映画は、日本では流行らないが定説で
実際、日本で流行したコメディ映画は近年ほとんど無い。

しかしこのテッド(R15+)は、配給会社の期待を上回る大ヒットを続けているそうだ。
クマのぬいぐるみが、下品な台詞でスクリーンを縦横無尽に駆け回る映画なので、
下品と言われりゃ、この俺様がみないことにわなあ…。と見に行った。

こりゃあ、下品な映画だった。

とにかく、映画全編にちりばめられた、下ネタの連続、ドラッグありスカ〇ろあり
が機関銃のように連発される。
R-15指定なのに、意外におっぱいもお尻もほとんど出てこない。
暴力描写もほぼ無い。

にも関わらず、15禁指定って、クマどんだけ下品なんだよ!

加えて、隙あらば挿入される、映画の小ネタ。もはやクマの下品映画漫才のノリである。

監督のセス・ウッドベリー・マクファーレンなんて聞いたこと無いなあ
と思って調べて見たら、

俳優、声優、アニメーター、脚本家、コメディアン、プロデューサー、監督、歌手
って、どんだけ多彩なんだお前!

当然 主人公のテッドの声も吹き替えている。うらやましい…。

公開からしばらく経過した、レイトショーにもかかわらず
劇場の中はカップルでいっぱいだ。
クマのかわいらしさもあって、デートムービーとして使われているらしい。

これは続編普通にあるなあ…

セス・ウッドベリー・マクファーレンと、覚えておこう…
きっと友達になれそうだ。


posted by はるきゲにあ at 13:20 | TrackBack(0) | 映画感想